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2014年10月14日

OAT 3.14での自動バックアップの設定

OpenAdminTool (OAT) の現時点での最新バージョンは V3.14です。

このバージョンは、Informix V12.10.xC4に合わせて提供開始されており、V12.10.xC4のいくつかの新機能にも対応しています。例えば Multitenancyへの対応です。

以前書いたかもしれませんが、InformixでのMultitenancyサポートによって、インスタンスごとではなくデータベースごとにCPUや一時表スペースなどのリソースを割当てることができます。OpenAdminToolでは、「テナントデータベース」ごとのリソース割当などをウェブブラウザーの画面上で確認/管理できます。

さて、この機能とは関係ないのですがOAT V3.14で自動バックアップの設定をしようとしたところ、onpsm の設定をOATが参照できなかったり、自動バックアップの設定をするためのAPIを呼び出すときにGridの指定が不正の旨のエラーが表示されたりすることで、自動バックアップの設定ができない、という現象に出くわしました。

OAT V3.14では、自動バックアップの設定をGridで連携している別のサーバーにも伝搬する機能が追加されました。私の環境では何か問題があるのかも知れません。


私の環境では、古いバージョンのOAT ( V3.12)を使用して自動バックアップの設定を行ったところ正常に完了しました。もし、同様の問題でお困りでしたら、旧バージョンのOATをお試しください。


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