2008年04月02日

HDRのプライマリとセカンダリを同一マシン上で実行

Informix Dynamix ServerのHDRを試してみようと思ったら、普通はマシンが2台必要ですね。その理由は、以下のとおりです。
1. HDR のプライマリーとセカンダリーは、rootdbsをはじめとするチャンクのパスを含め、同じ構成にする ( 別の構成になるのは、DBSERVERNAMEなど、ごく一部のパラメーターのみ)必要がある。
2. チャンク (RootDBSのチャンクも)のパスを指定する場合、フルパスで指定する必要がある。

テストやデモを目的に、上の制限をかいくぐって強引にプライマリーとセカンダリーを同じマシン(もちろん同一のOS インスタンス上)で動かしてしまおう、という方法が、IBM Developr Worksの記事 "The Replication Roundtable"で詳しく紹介されています。

本来ルートディレクトリからのフルパスを指定すべきチャンクのパス指定(例えばROOTPATH パラメーター)を相対パスで指定してしまおう、というものです。oninitを起動する時のワーキングディレクトリーを適宜変えることで、それぞれのインスタンスが、対応するチャンクを使用するようになっています。

Unix/Linux では比較的カンタンのようですが、Windows 版 IDS では、oninit が「サービス」として実装されている関係でもう一工夫いるのだそうです。

以上、詳しくは、上に紹介している記事を参照してください。

この方法を実運用で使うことはお勧めしません、個人的に。。。



同じカテゴリー(IBM Webサイトにある情報)の記事
JDBC driver
JDBC driver(2022-04-17 15:24)

Informix V12.10.xC6
Informix V12.10.xC6(2016-01-20 23:14)

Informix V12.10.xC5
Informix V12.10.xC5(2015-03-30 22:39)

OpenAdminTool ( OAT) V3.14
OpenAdminTool ( OAT) V3.14(2014-06-28 14:17)


※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。