2008年01月11日

IDS11とその開発環境構築デモ

IBM developerWorksのウェブサイトに、Informix Dynamic Serverの「オンデマンド・デモ」(Ondemand Demo)が掲載されています。( 紹介元は http://www-128.ibm.com/developerworks/blogs/page/gbowerman/20071213 )

http://www.ibm.com/developerworks/offers/lp/demos/?S_TACT=105AGX01&S_CMP=HP#infomanage

これは、Windows版のIDSをインストールし、更にVisual Studio 2005用アドインやOpen Admin Tool ( これに必要なApache, PHP なども )などもセットアップして、..という操作を、実際の画面を動画で表示しながら音声で解説してくれる、というものです。例によって内容はすべて英語ですが、IDSやその開発環境の設定方法を実際に見られるので、とても参考になります。

一度アクセスしてみることをお勧めします。

さて、その際ですが、ひとつ注意があります。IDSのデモ操作中、.cmdを修正するステップがありますが、もし日本語版Windowsでこのデモを実行する時には、このファイルの最後にある、
mode con codepage select=1252

という行を、
mode con codepage select=932

に変更するか、コメントアウトすることをお勧めします。これをしないと、Command Prompt ウィンドウ上で日本語のディレクトリー名などが正しく表示されないため、例えば作業ディレクトリーの名前に日本語文字が含まれている場合に chdir などが困難になることが考えられます。

他の環境変数設定 ( CLIENT_LOCALE, DB_LOCALE, SERVER_LOCALE, DBLANG )については、デモで指定されている値をそのまま使用して構いません。実際にはこのままでは日本語のデータを正しく扱えませんが、デモなので、まずは上記のURLで説明されているとおりに設定してください。

==============================================================
もし、このデモを一通り完了して、日本語のデータを正しく扱えるよう、環境変数の設定を変えてみたいのであれば、以下を参考にしてください。
Windows 日本語版でInformix Dynamic Serverを日本語 ( Microsoft Code Page 932 = いわゆる Shift-JIS ) のデータを正しく取り扱うためには、
set CLIENT_LOCALE=ja_jp.sjis-s
set DB_LOCALE=ja_jp.sjis-s
set SERVER_LOCALE=ja_jp.sjis-s

と変更してください。上で説明した、"mode con"の変更も必要です。
DBLANGについては、またいつの機会にか説明しましょう。

それではまた...




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