Informix V12.10.xC2
日本時間の9月14日、Informix V12.10.の新しいインテリム・リリース xC2がリリースされました。
このリリースでは、JSONを使ってデータを処理するように記述されたアプリケーションからINFORMIXデータベース上のデータを取り扱えるようなインターフェースが拡張されていたりします。
先日、OATの最新版で、Indexのデフラグができるようになった、と書きましたが、テスト時に誤りがあり、まだうまく動いていないことに気づきました。
私にとっては、一緒に改版された Open Admin Tool (V3.12) が、GUIから Index の Compression / Defragを正しく処理できるようになった(?)ことの方が身近にうれしいです。Informix V12.10.xC1でも、SQLADMIN APIの "defragment partnum " をdbaccessなどから呼び出せばインデックスの処理ができるのですが、残念ながら OAT V3.11/V3.12ではGUIからはIndex のdefragができません
でした。OATでインデックスのデフラグを使用としたときに実行されたAPIを調べると、以下のようになっています。
task( 'defragment table', 'インデックス名' )
Cannot resolve table name インデックス名, ISAM error 0
ところが、V12.10.FC2では、defragment table の引数としてインデックス名を指定するとインデックスをデフラグしてくれるようです。V12.10.xC2の英語のマニュアル ( Information Center)を見ると、defragment tableの引数はテーブル名でないとだめのようですが、仕様が変わったのかもしれません。
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