2009年08月19日
チャンクダウン
Informix OnLine や Dynamic Serverの管理者が「チャンクダウン」というコトバを耳にしたら、即臨戦体制になるかと思います。
* ハードウェアエラー?
* バックアップあったっけ?
* oncheckしてみるか...
* online.log に何か出てないかな?
* あれ、online.logないぞ。このインスタンスではONCONFIGのパラメーターMSGPATHがこんな設定になってる!そっちを見なきゃ...
* サービス止めないで復旧できるかな?
* 復旧の前に論理ログをサルベージしておかないと、午前中の入力業務が無駄になってしまうなぁ...
* げげっ!root DB領域じゃん!
* 論理ログ用の領域まで...
* そう言えば、マシンルーム内で最近鹿威し(ししおどし)のような音が鳴り響いていたけど、ハードディスクが壊れかけてたのね..
など、いろんなことを考えつつ、対処していくかなり恐ろしい事態ですね。
* ハードウェアエラー?
* バックアップあったっけ?
* oncheckしてみるか...
* online.log に何か出てないかな?
* あれ、online.logないぞ。このインスタンスではONCONFIGのパラメーターMSGPATHがこんな設定になってる!そっちを見なきゃ...
* サービス止めないで復旧できるかな?
* 復旧の前に論理ログをサルベージしておかないと、午前中の入力業務が無駄になってしまうなぁ...
* げげっ!root DB領域じゃん!
* 論理ログ用の領域まで...
* そう言えば、マシンルーム内で最近鹿威し(ししおどし)のような音が鳴り響いていたけど、ハードディスクが壊れかけてたのね..
など、いろんなことを考えつつ、対処していくかなり恐ろしい事態ですね。
この「チャンクダウン」という単語を何気なく検索サイトで調べていたら、一般のカタギな世界ではぜんぜん違う意味で使われていることを知りました。複雑に絡み合った問題ごとを細かい部分にほぐしていき、少しずつ問題の解決をはかっていく手法のことを、「チャンクダウン」と呼ぶそうです。データベース用語で強いて近似の用語をあげればドリルダウンでしょうか(これでは問題の解決まで行き着いてませんが)。
同様に、一般社会と少し意味合いが違う用語として、「フラグメント」というのもありますね。
PCのファイルシステムで「フラグメント」と言えば、「デフラグメント」すること(解消すること)をまず考えると思います。Informix にも、「解消すべきフラグメント」(表を格納するページがDB領域内のあっちこっちに飛び散っていて検索パフォーマンス上、またエクステント数の削減の観点から好ましくない状態)がありますが、一方、他のDBMS ( DB2やOracle)でいうところの「表パーティショニング」のパーティション( 表を複数のデバイスに分散して格納する方法をとった場合の、分散された一つ一つの部分のこと...でしょうか)のことを、Informixでは昔から「フラグメント」と呼んでいます。
Informixには、表のサイズについて独特の制限があり、表のサイズが64GB(ページサイズを4KBに設定した場合。もし16KBに設定すれば256GB)を超える場合、「表パーティショニング」が必要になります。
なので、Informixの世界では、「フラグメント」はデフラグ = REORG する対象でもあり、「パーティション」のことでもあります。
Informix関係者(以外)と話す時には、文脈に注意しないと...
同様に、一般社会と少し意味合いが違う用語として、「フラグメント」というのもありますね。
PCのファイルシステムで「フラグメント」と言えば、「デフラグメント」すること(解消すること)をまず考えると思います。Informix にも、「解消すべきフラグメント」(表を格納するページがDB領域内のあっちこっちに飛び散っていて検索パフォーマンス上、またエクステント数の削減の観点から好ましくない状態)がありますが、一方、他のDBMS ( DB2やOracle)でいうところの「表パーティショニング」のパーティション( 表を複数のデバイスに分散して格納する方法をとった場合の、分散された一つ一つの部分のこと...でしょうか)のことを、Informixでは昔から「フラグメント」と呼んでいます。
Informixには、表のサイズについて独特の制限があり、表のサイズが64GB(ページサイズを4KBに設定した場合。もし16KBに設定すれば256GB)を超える場合、「表パーティショニング」が必要になります。
なので、Informixの世界では、「フラグメント」はデフラグ = REORG する対象でもあり、「パーティション」のことでもあります。
Informix関係者(以外)と話す時には、文脈に注意しないと...
Posted by oninit at 22:49│Comments(0)
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