2007年08月30日
Finderr on Windows Platform
Informix に付属のツールで、finderr というコマンドがあります。
Unix/Linux版では、
% finderr -23101
のように、引数のエラー番号を指定して起動するとそのエラーに関する情報を表示します。
finderr は、$INFORMIXDIR/msg/ll_tt/codeset/errmsg.txt の内容を検索して表示するスクリプトです。ll_tt\codesetの部分は環境変数DBLANGの値によって決まります。codeset の部分は、"sjis-s", "CP1252", "ujis" などのコードセットをInformix内部の16進数4桁表記にしたものです。例えば、"ja_jp.sjis-s" は、ja_jp/03a4 のようになります。sjis-sなどのコードセット表記と16進4桁の内部表現の関係について詳しくは、$INFORMIXDIR/gls/cm3/registryファイルを参照してみてください。)
Windows版のCSDKやConnectでは、finderr はGUIで動作するWinHELPを使用したコマンドです。起動すると、%INFORMIXDIR%\msg\ll_tt\codeset\errmess.hlp を開きます。ll_tt\codesetの部分は環境変数DBLANGの値によって決まります。エラー番号の検索などは、WinHELPのユーザーインターフェース内で行います。
C:\> finderr -23101
を実行すると、WinHELPのウィンドウ上に、エラー -23101に関する情報が表示されます。
なお、Windows版のFinderrは、IDSには含まれていません。IDSのプログラム・グループにある"Error Messages"アイコンは、%INFORMIXDIR%\help\ll_tt\codeseterrmess.hlp ( ディレクトリーがmsg ではなく help であることに注意してください) を直接開くようになっています。1台のマシンにIDSとCONNECTをそれぞれ別のディレクトリにインストールし、両方のディレクトリーの bin にPATHを通し、IDSのインストールされたディレクトリーをINFORMIXDIRにセットして FINDERRを実行するとエラーが発生します。
残念ながら、errmess.hlp ファイルは、現在翻訳版が提供されていません。Windows 版の ILSをインストールしても、Windows版の FINDERRの表示は英語のままです。
ただし、ILSをインストールすることで、Unix/Linux版同様に、Windows版の IDS や Connectにもerrmsg.txt ファイルがコピーされます。Windows版のユーザーは、ちょっと面倒ですが、このファイルをテキストエディターなどで開くことにより、エラー番号に関連する翻訳された説明文を読むことができます。
Unix/Linux版では、
% finderr -23101
のように、引数のエラー番号を指定して起動するとそのエラーに関する情報を表示します。
finderr は、$INFORMIXDIR/msg/ll_tt/codeset/errmsg.txt の内容を検索して表示するスクリプトです。ll_tt\codesetの部分は環境変数DBLANGの値によって決まります。codeset の部分は、"sjis-s", "CP1252", "ujis" などのコードセットをInformix内部の16進数4桁表記にしたものです。例えば、"ja_jp.sjis-s" は、ja_jp/03a4 のようになります。sjis-sなどのコードセット表記と16進4桁の内部表現の関係について詳しくは、$INFORMIXDIR/gls/cm3/registryファイルを参照してみてください。)
Windows版のCSDKやConnectでは、finderr はGUIで動作するWinHELPを使用したコマンドです。起動すると、%INFORMIXDIR%\msg\ll_tt\codeset\errmess.hlp を開きます。ll_tt\codesetの部分は環境変数DBLANGの値によって決まります。エラー番号の検索などは、WinHELPのユーザーインターフェース内で行います。
C:\> finderr -23101
を実行すると、WinHELPのウィンドウ上に、エラー -23101に関する情報が表示されます。
なお、Windows版のFinderrは、IDSには含まれていません。IDSのプログラム・グループにある"Error Messages"アイコンは、%INFORMIXDIR%\help\ll_tt\codeseterrmess.hlp ( ディレクトリーがmsg ではなく help であることに注意してください) を直接開くようになっています。1台のマシンにIDSとCONNECTをそれぞれ別のディレクトリにインストールし、両方のディレクトリーの bin にPATHを通し、IDSのインストールされたディレクトリーをINFORMIXDIRにセットして FINDERRを実行するとエラーが発生します。
残念ながら、errmess.hlp ファイルは、現在翻訳版が提供されていません。Windows 版の ILSをインストールしても、Windows版の FINDERRの表示は英語のままです。
ただし、ILSをインストールすることで、Unix/Linux版同様に、Windows版の IDS や Connectにもerrmsg.txt ファイルがコピーされます。Windows版のユーザーは、ちょっと面倒ですが、このファイルをテキストエディターなどで開くことにより、エラー番号に関連する翻訳された説明文を読むことができます。
Posted by oninit at 22:25│Comments(0)
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