2007年05月03日

Windows上での複数バージョン使用

Windows版のInformix Dynamic Server の複数のバージョンを同じPC上で共存させられるかが話題になっています。

http://www-128.ibm.com/developerworks/forums/dw_thread.jsp?forum=1071&thread=160162&cat=19
これを読むと、別々のディレクトリーにインストールし、それぞれのインスタンスに間違いなく別々の TCP サービス番号を割り当てれば問題ないらしいです。

私はこれまで試したこともありませんでした。当然駄目だと思っていました。試してみたら、ちゃん動きますね。

画面は、IDS version 10.00.TC6を c:\win32app\informix10に、そして Cheetah ( 11.10.TB6TL )をc:\win32app\informixにインストールして、それぞれのインスタンスを起動させたところです。

Windows上での複数バージョン使用

UnixでもWindowsでも、同一サーバー機上の複数のインスタンスの状況を表示させるには、

onstat -g dis


を使います。

IBM Informix Dynamic Server Version 11.10.TB6TL -- On-Line -- ( 行末省略 )
There are 2 servers found
Server : ol_xxxxpc06
Server Number : 0
Server Type : IDS
Server Status : Up
Server Version: IBM Informix Dynamic Server Version 11.10.TB6TL
Shared Memory : 0xc000000
INFORMIXDIR : c:\win32app\informix
ONCONFIG : c:\win32app\informix/etc/ONCONFIG.ol_xxxxpc06
SQLHOSTS : c:\win32app\informix/etc/sqlhosts
Host : xxxxpc06

Server : ol_xxxxpc06x
Server Number : 1
Server Type : IDS
Server Status : Up
Server Version: IBM Informix Dynamic Server Version 10.00.TC6
Shared Memory : 0xc000000
INFORMIXDIR : c:\win32app\INFORM~1
ONCONFIG : c:\win32app\INFORM~1/etc/ONCONFIG.ol_xxxxpc06x
SQLHOSTS : c:\win32app\INFORM~1/etc/sqlhosts
Host : xxxxpc06

私の経験では、32bit版のインスタンスの onstat では、64bit版のインスタンスについての情報は完全には表示されませんでした。(逆も同様 ) 同一マシン上で 32bit版と64bit版をインストールして同時に起動している場合には、それぞれの onstat を使って一覧を出力した方が良いですね。今はUnix版だけの注意事項ですが、CheetahではWindows上の64bit版 (AMD64/EM64T) もクローズド・ベータが計画されています。


タグ :windows

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